大阪府・大阪市 副首都推進局 様 | 「大都市制度(総合区・特別区)」PRポスター制作

案件概要
| クライアント | 大阪府・大阪市 副首都推進局 様 |
|---|---|
| 業種 | 公共・自治体 |
| 地域 | 大阪府大阪市 |
| 制作年月 | 2018 |
| 用途 | その他 |
| 補足 | 多様な市民に届くよう、バリアフリーな情報設計とわかりやすい表現を優先しました。行政らしい信頼感を保ちつつ、親しみやすさも意識しています。 |
掲載している画像は、実際に制作・納品した制作物・掲示物をもとに、用途や雰囲気・意図(イメージ)がより良く伝わるように、使用シーンをイメージして再構成したものです。 実際の掲示・設置・配布状況をそのまま撮影したものではありません。 掲載内容についてご不明な点などがございましたらCONTACTよりお問い合わせください。 なお、掲載をご希望されないクライアント様の制作物は掲載しておりません。
プロジェクト概要
今回は、過去に制作させていただいたPRポスターの事例をご紹介します。
2018年当時、大阪府・大阪市では「副首都・大阪」の実現に向けた取り組みの一環として、「総合区」「特別区」といった大都市制度に関する議論が進められていました。
その中で、大阪府・大阪市 副首都推進局様より、制度そのものの詳細な説明ではなく、まずはこうした取り組みが進められていることを広く知っていただくための広報ポスター制作をご依頼いただきました。
制作にあたっての課題
当時、「総合区」や「特別区」という言葉は行政や政治に関心の高い方には知られていたものの、その仕組みや目的について十分に理解されていたとは言えない状況でした。
特に街なかに掲示されるポスターは、新聞記事やパンフレットのように長時間読んでもらえる媒体ではありません。
そのため、
を最優先の目的としてデザインを進めました。
制度の説明を詰め込むのではなく、入口として機能するポスターを目指したのです。
デザインコンセプト
ポスターは駅や公共施設など、多くの人が行き交う場所への掲示が想定されていました。
そのため、
という点を重視しています。
文字情報は必要最低限に抑え、視覚的な印象で関心を持っていただけるよう構成しました。
また、行政広報でありながら堅苦しい印象になりすぎないよう、柔らかく親しみやすいトーンを意識しています。
外部イラストレーターとの協業
そこで今回は、外部イラストレーターの三好様にご協力いただき、オリジナルイラストの制作を依頼しました。
制作初期段階では、社内で複数のデザイン案を検討・提案していました。
しかし、より幅広い世代に親しみを持っていただける表現を追求する中で、人物イラストのクオリティが重要な要素になると判断しました。

完成したイラストは親しみやすさと視認性を兼ね備えた仕上がりとなり、ポスター全体の印象を大きく向上させることができました。
クライアント様からも高い評価をいただき、最終的に採用案として決定しました。
デザインが果たす役割
行政広報では、正確な情報を伝えることはもちろん重要です。
しかしその前段階として、「まず見てもらう」「関心を持ってもらう」という役割も欠かせません。
特に制度改革のようなテーマでは、情報量を増やすことよりも、まず入口をつくることが重要になる場合があります。
今回のポスターは、その入口づくりを担う広報ツールとして制作した事例でした。
おわりに
2018年当時に制作したポスターですが、「大都市制度(総合区・特別区)」に関する議論は、その後も大阪のまちづくりにおいて大きなテーマのひとつとなりました。
広報物に求められる役割や表現方法は時代とともに変化していきます。しかし、伝えたい内容を整理し、対象となる方々に分かりやすく届けるというデザインの本質は変わりません。

